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MX-30R-EV体験記

みなさんこんにちは。
マツダアンフィニ青森 八戸店 中村です。
マツダ初のシリーズ式プラグインハイブリッドに乗ってみようと思い、MX-30 Rotary-EV購入しました。
初めはCX-5を購入しようと思っていました。
しかしMX-30のRotary-EVでプラグインハイブリッドについて学ばなければいけないと、入社以来かつてないほどの使命感に駆られました。
一度、己に立ち返り奥様に相談しようと「CX-5とMX-30どっちがいい?」と尋ねました。
すると「CX-5がいい」と言われました。
なので2023年9月14日MX-30 Rotary-EVが発売したその日に注文をしました。
そして12月に納車しました。

納車してから1カ月程度経過したので実際にMX-30を使用した感想をお伝え致します。
先ずその前にそもそもハイブリッド車両には現在3つ、種類がございますのでご紹介します。
 
シリーズ式ハイブリッド:エンジンを発電機として使い、モーターで走行するハイブリッド車(MX-30R-EV)
 
パラレル式ハイブリッド:エンジンとモーター両方で走行し、モーターは発進時または加速時のエンジンのサポートを行うハイブリッド車(CX-60PHEV)
 
スプリット式ハイブリッド:エンジンとモーター両方で走行可能でさらにエンジンで発電も可能なハイブリッド車(アクセラハイブリッド)
 
今回のMX-30 Rotary-EVについてはシリーズ式ハイブリッド車両です。なのでモーターで走行する車両で加速感や乗り味は電気自動車と遜色ない一台です。

まず乗って驚くのはモーターならではの発進からの大きな加速力です。
そして何より加速がシームレスで、走ることに関して驚くほどスムーズです。
エンジンにはないモーター駆動ならではの走行だと感じました。
ショックがなくスムーズな走行、さらに車体の重量も相まって安定感抜群でスイスイ街中を走っていきます。

燃費は驚異の49.6㎞/L

そして何よりプラグインハイブリッドの燃費の良さ!
通勤は自宅充電で走るので最早ガソリン要らずです。
遠出の際にガソリンを使うくらいなので、基本は溜めた電気で走ります。
ただ、ガソリンも劣化しますので、定期的にガソリンを消費し新しいガソリンに給油していく必要があります。
そしてロータリーエンジンが始動するのは走行モードをChargeモードに切り替える時、駆動用バッテリーの充電が40%近辺になった時です。
充電が少なくなるとロータリーエンジンが健気に頑張ってくれます。

参考に実際の燃料代との比較をしてみます。
比較対象は私が以前まで乗っていたMAZDA3 1.5Lのガソリン車とMX-30 R-EVのEV走行モードとの比較になります。
私は1ヵ月平均500㎞の走行をしていますので、その距離500㎞で計算します。
すると上の図のような計算になり、ガソリン代と電気代を比較すると月5,000円程度安いです!
環境にもお財布にもエコですね!
もちろん付属の200Vの充電ケーブルで充電すると概ね4時間あれば20%→80%まで充電ができるので、夜充電しておけば恒常的にEV走行が可能となります。
乗ってみての一番の感想ですが今後の時代の流れにおけるEV車両への導入、または入口として、最高の1台だと感じます。
EVの課題であるインフラや航続距離をクリアしている1台です。
あとはご飯も炊けます!